ひさしぶりにあめが降るとほっとする
昨日、三週間ほど残っている定期券をどこかで落としたらしく
朝から必死に探していたが見つからず暗澹たる気持ちで
とりあえず寝たりなかったので寝た
しばらくの間しとしとと雨の音に鎮まられされて深い眠りに入った
このいちど買ったものをもう一度買わなければいけない悔しさは
二、三本しか喫っていないたばこの箱をどこかに忘れてくる悔しさに似ている
自分のだらしのなさに腹が立つのだ
思い返せば、おとといの夜
梅田から乗車料金が足りないのに
無人なことをいいことに
よっぱらいのフリをして自動改札口を突破したバチがあたったのかなぁ
などと普段の自分の行いを反省したりしていた
そういうわけで昼前に起きてみると
携帯に見慣れない着信が入っていた
世の中捨てたものじゃない
届けてくれた人がいたのだ
この場を借りてお礼を申し上げます