神戸一番のジンギスカン定食

amiyuki2005-01-30

たべるものはいろんな記憶を呼び覚ますが
ぼくにとってジンギスカンは特に思い入れが深いものだ
札幌での生活にはなくてはならないものだった
学校の向かいにあった「ぽっと」という良心的な喫茶店のマスターが
業者からたっぷりと肉を仕入れて
うちがいつも会場になり「男の集い」を催していた
具はいつももやしとこんにゃくぐらいのもので鉄板焼きで焼くだけの
きわめてシンプルなもので
たいてい消化不良を起こすぐらいの量の肉と
ビールのみ放題で会費700円だった
たべるというよりは肉を征服するような意気込みだった
夏になると会場が豊平川の河川敷へと移った
そういうわけで札幌生活でいっぱしのジンギスカン中毒になったが
関西圏では納豆をはじめジンギスカンも「においが強い」という理由で敬遠されるようで
食べる機会がめっきり少なくなった
なのでこちらではたれを使った「味付け」に重きを置いた調理法になっている